タグ・舞台
「江戸時代」の作品
江戸時代を舞台にした作品。
- じいさんばあさん文化六年の春、麻布竜土町の隠居所に白髪の老人と老女が移り住み、仲むつまじく暮らし始める。
- 刺青江戸の昔、清吉は名の知れた刺青師で、客が針の痛みに呻くほど愉快を感じる男だった。
- 興津弥五右衛門の遺書細川家に仕える興津弥五右衛門は、主君の墓前で切腹する前日、子孫のために京都の弟の家で遺書を書く。
- 枯野抄元禄七年十月、大阪の花屋の裏座敷で、俳諧の大宗匠である芭蕉が門弟たちに囲まれて息を引きとろうとしている。
- 日本婦道記梅咲きぬ加賀藩の重職を務める多賀家の嫁加代は、和歌の才を認められ、もうすぐ奥義の允可がさがるところまで来ていた。
- 入れ札役人を斬って関所を破った国定忠次と子分たちは、信州へ向かう山中で夜明けに足を止める。
- 高瀬舟江戸時代の京都では、遠島を言い渡された罪人を、高瀬川を下る小舟で大阪へ送った。舟には町奉行所の同心が付き添った。
- 日本婦道記尾花川琵琶湖畔の尾花川に住む太宰の屋敷には志士たちが集い、妻の幸子が心をこめてもてなしてきた。
- 最後の一句元文三年の大阪で、船乗り業の桂屋太郎兵衛を斬罪に処すると書いた高札が立てられる。
- 日本婦道記不断草米沢藩士の登野村三郎兵衛に嫁いだ菊枝は、半年ほどで良人の態度が急に冷たくなり、わけも分からず離縁される。
- 日本婦道記松の花紀州徳川家の年寄役、佐野藤右衛門は烈女節婦の伝記『松の花』を校閲している。その朝、病床の妻やすが息をひきとる。
- 日本婦道記箭竹万治二年の秋、将軍家綱は射ごこちのよい矢に、きまって「大願」の二字が彫られていることに気づく。
- 安井夫人日向国清武村の儒者の二男、仲平は痘痕と片目で背も低い。郷里では「仲平さんは不男だ」と蔭で言われていた。
- 藤十郎の恋元禄の京で、名人坂田藤十郎は近松門左衛門の新作で初めて人妻との密通を演じることになる。
- 日本婦道記糸車松代藩の軽いさむらいの家の娘お高は、病む父と幼い弟を支え、糸繰りの内職で家計を助けている。
- 鼠小僧次郎吉初秋の日暮れ、汐留の船宿の二階で遊び人の二人が酒を酌み交わし、鼠小僧の噂を始める。
- 日本婦道記藪の蔭八百石の大寄合の家に育った由紀は、二百石の安倍休之助に嫁ぐ。祝言の夜、休之助の帰りが遅れていた。
- 日本婦道記墨丸正保三年の霜月、五歳のお石が鈴木家にひきとられる。陰口を哀れに思った平之丞は、墨丸という呼び名を選んだ。
- 蘭学事始江戸の長崎屋に通う医師の杉田玄白は、篤学で知られる前野良沢にどうしても親しめずにいる。
- 半七捕物帳半鐘の怪江戸の下町で、火事でもないのに夜ごと半鐘が鳴る。見張りがいるあいだは鳴らず、気をゆるめると鳴り出す。
- 半七捕物帳石灯籠天保十二年の暮れ、十九歳の半七は、小間物屋菊村の娘お菊が浅草へ出かけたまま帰らないと聞く。
- 半七捕物帳勘平の死安政五年の暮れ、京橋の鉄物屋和泉屋の素人芝居で、勘平を演じた若旦那の角太郎が本物の刀で腹を切って死ぬ。
- 半七捕物帳お文の魂冷たい雨の夜、少年の「わたし」はKのおじさんから、叔父が語らなかった「おふみの一件」を聞かせてもらう。
- 赤ひげ診療譚徒労に賭ける養生所の見習医の保本登は、新出去定の外診の供をして、残暑のきびしい江戸の町を歩く。
- 赤ひげ診療譚氷の下の芽年の暮れの養生所に、母親に伴われた十九歳の娘おえいが来る。身ごもった子をおろしてもらうためだ。
- 赤ひげ診療譚狂女の話長崎で蘭方を学んで江戸へ戻った保本登は、小石川養生所の医長の新出去定から、いきなり見習を命じられる。
- 戯作三昧天保二年の秋、六十を越えた曲亭馬琴は朝湯で愛読者に八犬伝を褒められ、湯船では自作の悪口を聞かされる。
- 赤ひげ診療譚三度目の正直養生所の医師の保本登は、新出去定に命じられて、気が狂ったといわれる大工の猪之を調べにいく。
- 赤ひげ診療譚駈込み訴え小石川養生所の見習医保本登は、赤髯こと新出去定の助手として死にゆく老人と重傷の女人夫に立ち会う。
- 赤ひげ診療譚鶯ばか保本登は去定の供で伊豆さま裏の長屋を訪ね、目笊に千両の鶯がいると言い張る十兵衛を診る。
- 恩讐の彼方に旗本の中川三郎兵衛に仕える市九郎は、主人の妾との仲をとがめられて斬り合いになり、主人を殺してしまう。
- 赤ひげ診療譚おくめ殺し養生所の医者の新出去定と保本登は、帰り道に溝で倒れている血まみれの若者、角三を見つける。
- 忠直卿行状記大坂の陣で一番乗りの手柄を立てた忠直卿は、家康に褒められ、天下第一の誇りを抱いて越前へ帰る。
- 赤ひげ診療譚むじな長屋養生所の見習医の保本登は、嫌っていた医員の上衣を自分から着はじめる。きっかけは病人の一言だった。
- 阿部一族寛永十八年の春、肥後の大名細川忠利が病で亡くなる。許しを得た家臣十八人が、次々に殉死していく。
- 日日平安江戸へ帰る途中の井坂十郎太は、空腹から切腹のまねをする浪人の菅田平野に呼び止められる。
- ちいさこべ神田の大工の店「大留」の若棟梁茂次は、川越の普請先で、江戸の大火で両親が死んだと知らされる。
- 大塩平八郎天保八年二月、飢饉の続く大阪で二人の少年が西町奉行所の門を敲き、陰謀を告げる訴状を差し出す。
- 春琴抄大阪道修町の薬種商の娘、春琴は九歳で失明する。琴と三味線に打ち込み、丁稚の佐助が手を曳いて稽古に通う。
- 五重塔谷中感応寺に五重塔が建つと聞き、腕はあるが世渡りの下手な大工の十兵衛が、自分に建てさせてほしいと願い出る。
- 柳橋物語研屋の祖父と暮らすおせんは、上方へ発つ大工の庄吉から、帰るまで待っていてくれと頼まれる。
- 渋江抽斎語り手のわたくしは古い武鑑を集めるうち、弘前の医官渋江氏の蔵書印がある本に何度も出会う。
- さぶ栄二とさぶは小舟町の表具屋芳古堂で育った職人仲間で、ぐずと言われるさぶは栄二を頼りにしている。