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「友情」の作品
友人との信頼や、友人への思いが描かれる作品。
- 野ばら大きな国と小さな国の国境で、老いた兵士と若い兵士が一人ずつ石碑の番をしている。
- 久助君の話久助君は五年に上がるときにほうびをもらった。父は張り切り、帰ったらすぐ一時間勉強する決まりを作る。
- オツベルと象稲扱器械を六台も据えつけて百姓を働かせるオツベルの小屋に、ある日ふらりと白象がやって来る。
- 猿ヶ島長い旅に疲れた語り手は、海を越えて霧深い島に着き、岩山の枯れ木に登って枝を折ってしまう。
- 山月記唐の時代。若くして科挙に合格した秀才の李徴は、役人を辞め、詩人として名を残そうとする。
- 狐月夜に七人の子供が本郷の祭へ歩いてゆく。文六ちゃんは母親の大きな下駄をはいていて、みんなに遅れてしまう。
- 一房の葡萄横浜の山の手にある学校に通う「僕」は、海の藍色と船の洋紅色を自分の絵具ではうまく出せずにいる。
- 雪渡り雪が堅く凍った日、四郎と妹のかん子は雪沓をはき、いつもは歩けない野原を森の近くまで渡っていく。
- 白ある春の昼過ぎ、白い犬の白は、大の仲よしである隣の黒が犬殺しに狙われているのを見る。
- 走れメロス村で羊を飼って暮らすメロスは、人を信じられずに次々と人を殺す王に怒り、城へ乗り込んで捕まる。
- 悟浄歎異沙門悟浄の手記天竺への旅の途中、悟空が八戒に変身の術を教える。俺はそれを見て、思わず吹き出してしまう。
- 日本婦道記藪の蔭八百石の大寄合の家に育った由紀は、二百石の安倍休之助に嫁ぐ。祝言の夜、休之助の帰りが遅れていた。
- 親友交歓昭和二十一年の九月、津軽の生家に避難していた私のもとへ、小学校の同級生だという平田が訪ねてくる。
- 蘭学事始江戸の長崎屋に通う医師の杉田玄白は、篤学で知られる前野良沢にどうしても親しめずにいる。
- 二銭銅貨下駄屋の二階で貧しく暮らす松村武と「私」は、五万円の隠し場所を明かさないまま捕まった紳士泥坊の話をしていた。
- 赤ひげ診療譚三度目の正直養生所の医師の保本登は、新出去定に命じられて、気が狂ったといわれる大工の猪之を調べにいく。
- ダス・ゲマイネ恋に破れた二十五歳の大学生の「私」は、上野の甘酒屋で、音楽学校に八年いるという奇妙な男の馬場と知り合う。
- 二百十日豆腐屋の伜の圭さんと友人の碌さんが、阿蘇のふもとの温泉宿に泊まり、のんきな会話を重ねる。
- 風の又三郎九月一日の朝、谷川の岸にある小さな学校の教室に、見たこともない赤い髪の子がひとりですわっていた。
- 雲は天才である岩手の村の小学校で代用教員を務める二十一歳の新田耕助は、生徒との課外授業に何より熱を入れている。
- 李陵漢の武帝の時代、騎都尉の李陵は騎兵を持たない歩兵五千を率いて、匈奴の地へ深く攻め入る。
- 銀河鉄道の夜病気の母と暮らすジョバンニは、学校の後に活版所で働き、級友たちにからかわれている。
- 性に眼覚める頃十七歳の私は学校をやめ、茶を好む老いた父と犀川のほとりの寺で暮らしながら詩を書いている。
- 或る少女の死まで駒込に下宿する若い詩人の私は、根津の酒場で起きた喧嘩に加わり、翌朝に刑事が来て警察署へ連れて行かれる。
- 生まれいずる悩み北海道の農場で筆が進まない私は、十年前に絵を見せに来た少年のことを思い出す。
- 五重塔谷中感応寺に五重塔が建つと聞き、腕はあるが世渡りの下手な大工の十兵衛が、自分に建てさせてほしいと願い出る。
- ヰタ・セクスアリス哲学者の金井湛は自然派の小説を読むうちに、自分だけが性欲に冷淡なのではないかと疑い始める。
- パンドラの匣終戦の日に喀血を打ち明けた二十歳の小柴利助は、結核療養所「健康道場」に入り、親友へ手紙を書き始める。
- 坊っちゃん親譲りの無鉄砲で損ばかりしてきたおれは、物理学校を出て四国の中学校の数学教師になる。
- 惜別東北の村で開業する老医師が、仙台医専の同級生だった周樹人と恩師藤野先生の思い出を手記に書く。
- 銀の匙書斎の小箱にしまった銀の匙をきっかけに、私は伯母さんに背負われて育った幼いころを語り出す。
- 津軽作家の私は津軽のことを書くために、ある年の五月に作業服姿で東京を発ち、故郷の津軽半島を一周する。
- 青年Y県から上京した小泉純一は、小説家を志して大石路花を訪ね、谷中の初音町に小さな家を借りる。
- 田舎教師中学を出た林清三は、家が貧しく進学をあきらめ、弥勒の村の小学校に教員として赴任する。
- こころ鎌倉の海で知り合った先生に惹かれ、学生の私は東京の家へ通う。先生は毎月、友の墓に一人で参っている。
- 三四郎熊本の高等学校を卒業した小川三四郎は、大学に入るため汽車で上京する。車中で同じ宿に泊まる女や髭の男と出会う。
- それから三十になっても職に就かない長井代助は、父の金で読書と音楽に暮らしている。そこへ旧友の平岡が東京へ戻ってくる。
- さぶ栄二とさぶは小舟町の表具屋芳古堂で育った職人仲間で、ぐずと言われるさぶは栄二を頼りにしている。