漱石の前期三部作

夏目漱石が朝日新聞に続けて連載した『三四郎』『それから』『門』。主人公は別々だが、恋と生き方の選択という同じ問いが三つの段階で書かれている。

連載された順に並べた。三四郎は恋の手前で迷い、代助は恋のために世間を捨て、宗助と御米はその後の暮らしを生きる。続けて読むと、一つの問いが年齢とともに形を変えていく様子が分かる。