明智小五郎が出てくる話
江戸川乱歩の名探偵、明智小五郎が登場する初期の短編。初登場の作品から順に並べた。
- D坂の殺人事件九月初旬の蒸し暑い晩、私はカフェ白梅軒の窓から、向かいの古本屋の様子が妙なことに気づく。
- 心理試験苦学生の蕗屋清一郎は、同級生の下宿先の老婆が植木鉢の底に大金を隠していると知り、奪う計画を半年かけて練る。
- 屋根裏の散歩者何をしても世の中が面白くない郷田三郎は、素人探偵の明智小五郎から犯罪の話を聞いて犯罪に惹かれていく。
初期の明智は、もじゃもじゃ頭で着物姿の、少し変わった若者として書かれている。物的な証拠より人の心の動きから真相を見抜くところは、どの作品でも変わらない。